Ahmad Dahidi, 2019年度、30周年OIW文化サミットとその一言
By : Ahmad Dahidi* 我が大学にとって、OSAKA IN THE WORLD (略:OIW)は 切り離せない日本にある団体の一つである。なぜなら、この組織は90年代ころから我が大学との連携を結ぶことができたからである。我が大学の舞踊団Laras Rumingkang という学生舞踊団を招へいし、一ヶ月ぐらい伝統的な舞踊や歌を披露し、日本社会に紹介した。文化交流をはじめ、大学や企業との連携の架け橋とそのスポンサー役、我が大学での集中講義、社会教育学科設立、大阪ビジネスインターシッププログラムなどのこれまでのいろいろな事業を行ってきた。UPIとOIWとの連携の詳しい情報は �� 今年も我が大学(筆者と第四副学長Prof. Didi Sukyadi, M.A. Ph.Dが代表として)、OIW30周年記念事業のために訪日してきた。この事業を実施する理由とその企画書としてはOIW実行委員会実行委員長の中橋政美氏によると、以下のとおりである。 OSAKA IN THE WORLD実行委員会は、1989年に創立以来、はや30年を迎えるに至りました。この間28か国の方々との交流があり、「世界の文化を地域に、地域の文化を世界に!」をテーマに掲げ交流を続けてきました。30年間の間には世界ではいろいろな出来事がありました。その中でも大きな出来事は1991年に起こった東西にドイツを分断していた壁が取り除かれました。また、同年にソビエト連邦の崩壊があり、多数の独立国が誕生しました。1995年には神戸、淡路大地震に見舞われ、2011年には同じく東日本大地震があり、福島の原発事故は世界を震撼させました。そのほかにも世界各地で災害が多発していました。そんな中、この地球上で暮らす約70億人の人たちが、平和で幸せを感じながら生きていけたらどんなに素晴らしいことかを考えさせられます。 OSAKA IN THE WORLD実行委員会は、小さなボランティアの団体ですが、世界中に同じ夢や考え方を共有する人々がいて、大きなファミリーと育ってきました。やがてこの夢や考え方が子供たちに引き継がれて地球全体を平和の鎖でつながってくれることを願っています。その時は戦争のない平和な世界になっていることでしょう。 それぞれの国が抱える課題をOSAKA IN THE WORLD実行委員会は他人事とは思いません。世界中の人たちで解決していかなければなりません。そのためにも、その国が大切にしてきた文化の理解が必至です。たまたま生まれた国であっても、自国を愛するアイデンティティーを尊重しなければなりません。一人の人間から発し、OSAKA IN THE WORLD実行委員会が誕生しましたが、それはみんなが考えていた事柄だったのです。 今回のOIW30周年記念事業開催には、30年間の総括とこれからのビジョンを提案したいと考えています。 上記から分かるように、主な目的はやはり、世界平和に向けて実現するには互いに文化を理解し合うという見方が大事であることは言うまでもない。さて、今回のOIW30周年は2019年7月27日(土)~28日(日)をメインに、その間、参加者からの踊りや歌、今年の交流国のポーランド民族音楽などを鑑賞し披露、OIW実行委員会の中橋氏による基調講演「トピック:OIW活動を通して」、それから 国連スタッフのモース・フローレス氏の講演でそのトピックは「少数民族問題と人権」についてであり、共同宣言、それから 高橋志摩子賞表彰というふうに行われた。高橋志摩子賞表彰は金額50万円の金額で、フィリピンのMarvin氏に贈呈された。Marvin氏は苦学の末に独自の画法を編み出したフィリピンの素晴らしい画家の一人である。 ところで、今回の参加者の代表はスリランカ・NZ・インドネシア・メキシコ・韓国・トルコ・内モンゴル・マレーシア・ブルガリア・ベトナム・フィリピン・ロシア・イタリア・ネパール・ジョージア・インド・アルゼンチン・スイス・ケニヤ・カンボジア・フィンランド・ウズベキスタン・ポーランドである。 筆者がOIW創立以来、10周年、20周年、25周年、30周年、この4回のOIWの周年に参加することができて光栄である。各周年にはテーマを決めて、参加者がテーマをもとに議論し、最後には「共同宣言」という形にする。今回の周年には「いのち」というテーマで、共同宣言を作成し参加者がサインした。共同宣言は日本語と英語で作成し、以下のとおりである。 共同宣言 ~いのち~ 私たち OSAKA…


